特殊な離婚について

離婚、と一口に言っても、その理由や状況は千差万別ですが、特殊な離婚として注目されるものは独特student01_mの名前がついていることもあります。たとえば、ペーパー・成田・熟年離婚です。
「ペーパー」とは、紙の上だけで離縁し、実生活は結婚生活が続いている状態を指します。女性側が夫婦別姓をのぞんだり、相手の自己破産などのトラブルが起きたときに取られる手段です。また、生活保護や児童扶養手当、母子家庭に対する優遇措置などの利益を狙って、不当な理由で行使されることもあります。「成田」は、海外に新婚旅行に行った夫婦が旅行中お互い・または一方的に不信感を覚え、帰国後離縁してしまうことです。今のカップルは結婚する前に同棲したり、海外旅行も一緒に行ったりするので、こういったケースは少なくなってきていると考えられています。「熟年」は、長年連れ添ってきた夫婦が夫の定年退職や子どもが全員独り立ちをしてから離縁するケースのことです。たとえば、妻が夫の退職金の財産分与をねらって退職を待ってから離縁を切り出すことがあります。また、子どものために離縁をがまんしていた・片親では結婚時に不利になると考えていた場合は、子どもが手を離れたり、子どもの結婚が決まった時に離縁を考えることがあります。